C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

球状星団M15(ペガスス座)

球状星団を撮ったのは6年ぶり。焦点距離1m程度の望遠鏡では迫力不足は否めない上に、中心部と周辺の輝度差が大きいので、強調すると中心の広い部分は白飛び飽和して詰まらない写真になってしまった。そのこともあって球状星団に眼が行かなくなったが、最近球状星団関係の記事をあれこれ読んでみて興味が湧いたこともあり、久々に撮ってみた。星団内の星々の移動方向や速度から中心部のブラックホールが類推されると言う文献は興味深かった。
今回は中心部の白飛び飽和を抑えるように、撮影は2段階の露光にし、画像処理もあれこれ試して飽和域をかなり抑えた仕上がりにした。長めの露光を増やして3段階くらいにすれば星色がもっと多彩にできると思うので、次の時にはやってみよう。

f:id:kenwoodyjoy:20190808115652g:plain

撮影日時 : 2017.11.09 PM19:40~  撮影場所 : 愛知県茶臼山面の木
機材       : FC125直焦(1000mm, F8) + Nikon D5100(LPS-D1)
               EQ6Peo + ASI120MM + PHD
撮影条件 : ISP1600, 30秒×6枚、3分×10枚 露光時間計 : 33分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC