C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

くじら座の銀河 NGC908

この銀河の腕のうち上側の2本が異様に本体から離れているのが特徴で、遥か昔に別の銀河との接近遭遇が原因らしく、その接近遭遇もあってなのか星生成が激しい事で銀河腕が青っぽい。この特徴は写ったものの何だか冴えない写真だ。
屈折直焦でQHY178Mカメラの組み合わせとなると、星は太り気味になってシャープ感はやや落ちるものの、この銀河の位置が先に投稿した同じくじら座の銀河NGC247と同様に南空の高度20度なので光害とモヤっとした空の影響が大きそうだ。

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撮影日時 : 2020.11.13 PM20:30~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC100(F8,800mm) + QHY178Mカメラ + Baader フィルター
   SynScan On GPD + ASI120MM + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
           L : 1bin 10分×9枚、RGB : 2bin 各5分×4、総露光時間 150分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC