月没後の銀河撮影まで大分時間があるので、それまでの繋ぎと言う事で、QBPフィルターを使ってクラゲ星雲の頭部を撮った。クローズアップなら超新星残骸の痕跡が良く分かるだろうと以前から興味はあった。撮ってみると、RGB撮影のものと違って、QBPを使った事でOⅢ輝線が薄っすら写り、赤一辺倒ではなくなって趣が変わった。
QHY178カメラを使った事で星の肥大化と星雲はボケた感じになるので、Pixinsightでの画像復元処理でシャープにならんかいとやったが成果なく、いやーー手強い。ネットでは復元処理で上手く行ったと書いている記事は多いが、なかなかそのレベルに辿り着けない。
撮影日時 : 2020.12.20 PM19:45～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射(F4,1000mm) + QBPﾌｨﾙﾀｰ + TMaxｺﾏｺﾚ + QHY178Mｶﾒﾗ + ASIﾌｨﾙﾀｰ
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
L : 1bin 10分×9枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間150分
画像処理 : ステライメージ9, Photoshop CC, StarNet++
