撮影予定はきりん座のNGC2336と言う綺麗な渦巻銀河だったのだが、この銀河は北極星に近い所にあるためPHDのキャリブレーションができず、已む無く断念となった。以前星友のSさんが同様の現象で撮影断念したことを思い出し、やっぱなぁーー。
PCにはこういう時のために「撮れる銀河リスト」を保存していて、今回初めて役に立った。(#^.^#) 見えている星座を元に急いで探した結果、アンドロメダ座に手頃な視直径の銀河が見つかった。早速望遠鏡をNGC7640に向け撮影開始したが、このスタート遅れが響いて月の出までに撮影完了とは行かず、撮影の終盤には結構明るい空となってしまった。
画像処理の時にL画像をストレッチすると、背景にカブリなのか何かの反射光が写りこんだのか分からないが淡いモヤモヤが目立ってきた。切り詰めて目立たないようにしたが、ネットに投稿されている画像見ると、長時間露光画像では分子雲が写っていた。へぇーーこんな所にあるんだ!!
撮影日時 : 2021.10.28 PM20:50～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC125 + QHY183Mｶﾒﾗ + Baader LRGBﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + ASI120Mｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD2 (APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L : 1bin 10分×9枚、RGB : 2bin各5分×4枚、総露光時間135分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC
