C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

こぎつね座の星雲Sh2-86と散開星団NGC6823

Sh2-86の特徴は星雲中の細い黒帯だが、どうやってできるのか不思議だ。黒帯予備軍は幾本か見えるので、いずれ大きくなるのだろうか。
薄雲中で撮った画像や南低空で撮った画像は、普通にフラット補正するとほぼ中央が暗く落ち込む過補正になる。何が原因でこうなるのか皆目分からないが、ライト画像の階調値を少し減算してやると改善する。PixInsightではライト画像のビクセル値やフラット画像の輝度分布操作は可能なので、何をどう変えればフラット処理でどうなるかが分かるかもしれないので、調べてみようと思う。

撮影日時 : 2022.05.25 PM22:20~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場 
機材 : Ginji150+MPCCコマコレ + QHY9Mカメラ + OptLong LRGB+Haフィルター
   SynScan On GPD + ASI120M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, 1bin L:10分×6枚、2bin RGB : 各5分×4枚、Ha : 10分×3枚、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC