C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

りゅう座の銀河NGC5907

NGC5907はストリーム ( 伴銀河が銀河との衝突や接近により、重力によって引き伸ばされた状態となったもの )で有名なのだが、とても山通いでは写せる代物では無さそうだ。NGC5907のストリームを撮ったのは米国のアマチュア天文学者兼天体写真家で、銀河周辺のストリーム専門に調査・研究した中での成果のひとつと言う事らしい。
撮影の途中からやっと薄雲は無くなりやれやれとなったが、天頂付近になった天の川も何だか見え味が悪く、霞んでいてスッキリしない。こうした空模様だとカラー合成すると背景にはまだら模様がでてくることが多い。背景を暗くして目立たなくするしか手が無い。撮影日時 : 2022.05.30 AM00:30~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場 
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 10分×8枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 140分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC