C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

NINA試行その2 M97フクロウ星雲

先回とは赤道儀接続のドライバーを代えて、NINAでEQ-Ascom、ステラナビはPoth Hubとしてみた。結果は問題なしで、NINAでのアライメントと同期の結果はステラナビにも反映できた。一方ターゲット導入後のプレートソルビングも10秒未満で完了し速い。
シーケンスでの撮影もトラブルもなく終了したのだが、翌日画像処理した所、WBPPでエラーメッセージが2つも出た。1つ目はフィルター名がドライバーに入れてあるのと違ってNINA表示の名前になっていたたため、フラットデータの名前と不一致で処理できないとなった。もう1点は何と画像サイズがこちらもドライバー設定のデータと違っていた。縦サイズ2542ピクセルが2541となっていて、biasもdarkも補正できない。
画像サイズは1ピクセルを追加して修正し、fitsヘッダー内のフィルター名を書き換えて処理はできたが、どちらも意図しない変更で何の操作を間違えたのかサッパリ分からない。原因が分かる迄本番でNINA使うのは保留だ。
満月下でのM97星雲も、ナローで撮る分にはカブリも酷くなく、何とか様になった。

撮影日時 : 2023.03.06 PM22:40~ 撮影場所 : ベランダ 
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY9Mカメラ + Optlong Ha,O3フィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、NINA撮影)
撮影条件 : -15℃,   Ha,O3 1bin 各10分×4枚、総露光時間80分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC, GraXpert
その他  : RGBでも撮ってみたが、満月下では酷い写りで綺麗にならず没