C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

NGC4631,4627(Arp281) <Canes Venatici>

くじら銀河NGC4631の背中当たりにある小さい伴銀河NGC4627の一端は、くじら銀河にくっ付きそうなくらいに見える。くじら銀河の特徴のひとつは、エッジオン銀河の中で観測される最大のガス状ハローがある事だと書いてある記事もあり、下の写真ては銀河本体の上下にあるグレー色の部分がそのガス状ハローのようだ。当初は星のハローかと思っていたが、記事を読んでダストの色合いにしかならないのが納得できた。
一方伴銀河はくじら銀河の向こう側なのかこちら側なのかは、距離データの平均値で見ればくじら銀河の向こう側に500万光年離れているとなり、くっ付きそうにはない。しかし距離データはばらつきが大きいので、本当の所は分からない。

撮影日時2024/03/11 AM01:40~ : 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -15℃, L :1bin 10分×9枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC