CMOSカメラ+カメラレンズ組み合わせでの撮影が思っていた以上に有用で、ピント合わせの問題を解消してからは、手軽さもあって出番が多い。星友さんから固定方法は?との質問もあり、以下まとめてみた。
右の写真は、アリガタレールへ固定した
三脚座へQHY CMOSカメラを固定した状態です。レンズ固定にはフィルターホイール側にレンズマウントアダプターを使っています。
カメラ固定用の三脚座はAmazonで購入できます。「DSLRKIT リング式三脚座B (W) キャノン互換品」で検索すれば見つかります。仕様の所に「内径78mm」と書いてあれば大丈夫です。
アリガタレールはコスモ工房さんの標準幅自在アリガタSです。
三脚座は以下のように少し改造が必要です。
①カメラ外径(QHYの場合 : Φ76.5) 、三脚座内径はΦ78のためすき間を埋めなければなりません。
その方法はリング部内側の4ケ所へ、厚さ0.5mm程度の樹脂板を幅10mm長さはリング幅に合わせカットしたものを90度間隔でテープを使って固定します。テープはホームセンターで売っていた少し丈夫そうなスコッチ多用途補修テープとしました。
②三脚座リング部でCMOSカメラの送風開口部を塞がないようにするため、三脚座の一方をカットします。こうする事でリングの開放部方向が同じ側となりカメラ固定がし易くなります。なお座のカットは弓ノコでやれますが、座をネジで固定してカット作業すると安全です。