ペルセウス座のNGC1333を2年前にF4,1000mmのニュートン反射で撮影した時には、2時間露光でも何じゃこれ程度にしか写らず失敗しました。
今回はF5.2と更に暗い望遠鏡なので長めの露光を覚悟して臨みましたが、撮影直後のL画像を見ると、おぉっ分子雲が分かる! 3時間の撮影データをワクワクしつつ画像処理を始めた所、フラット補正で停滞。事前に撮ったフラットフレームで補正しても写野周辺がどうも合わない。カメラがデジカメの場合は問題なく補正できたのに、なんで冷却CCDはダメなのか、さっぱり分からずでした。違いと言えばフィルターホイールがあるかないかですが、迷光反射でもあるのかと気になる所へは植毛紙を貼ってみたものの変化なし。スカイフラットならとやってみたものの、これも結果は変わらず。已む無くPhotoshopでちまちまと補正をしました。おかけでグラデーションマスクは早く作れるようになりましたが、本筋未解決のままで良くありません。
撮影日時:2016.11.28 PM20:29~ 撮影場所:愛知県段戸山牧場
機材 :FC100 + FC35(528mm, F5.2) + Bitran BJ42L(Badaa LRGB)
撮影条件:L :10分×12枚、RGB:各10分×3枚 計210分
画像処理:ステライメージ8,Photoshop CC