C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

洞窟のSh2-155星雲

9/25にSh2-155を撮影した際にフィルターホイールが回らず、RGBのつもりが全部L画像となってしまった。先日9/28にガス漂う茶臼山の面の木で、写野を合わせてKissX6iで撮影した。20枚近く撮影してコンポジットに使えた画像はたったの6枚で、ガス中では仕方ない。露光30分なら何とかなるのでLRGB合成してみた。

麓の稲武が晴れてても面の木がガスに覆われてしまう事は時々あり、ガスが酷い時は機材を片付けて撤収し段戸山や元気村へ変更していたが、この晩は撮影始めてからガスが漂い始め、薄まったり強くなったりに合わせて撮影と中断の繰り返し。そのうち今更撤収してもなぁの時間になってしまった。
夜露の量も多くて機材も服もぐしょ濡れで、帰宅しても先ず機材乾燥のために濡れたものを部屋に並べ、望遠鏡レンズ・補正レンズはドライヤーで乾燥しておかないといけない。そのうち朝日が射してきた。
10.04 画像入れ替え
・・当初画像の星色が乏しかったため、デジ現像時のMax輝度を下げて再処理

f:id:kenwoodyjoy:20190808152205g:plain

                L画像                        RGB画像
撮影日時 :  2017.09.25              2017.09.28 :
撮影場所 :  愛知県段戸山牧場       愛知県茶臼山面の木
機材    FC100 + FC35 (F6.2, 528mm)は同一
    カメラ   QHY9S-M             Canon KissX6i(HEUIB) 
    赤道儀 EQ6Pro                    SynScan On GPD
    ガイド   ASI120MM +PHD      QHY5L-Ⅱ+PHD
撮影条件 :  冷却温度-15℃    ISO1600, 5分×6枚
      10分×7枚+5分×6枚
画像処理 : ステライメージ8、Photoshop CC