この星雲は出自がはっきりせず、超新星残骸と書いている方といや惑星状星雲だわと書いている方がいる。それと星雲の名前も何で撮影したかで違っている点も面白い。RGBで撮った方は見た感じそのままの「三ケ月星雲」、片やナローバンドでじっくり撮った人では「Dolphin nebula」となる。名前などはどうでも良い話だが、地球からは割に近くて850光年だと。
この写真は9/29に撮影していたもののすっかり忘れていた。撮影始めて30分も過ぎた頃にガスが漂って来てため撮影中断となり、その後は晴れず撤収したので、たったの30分では写真にならないなと画像処理もせずにいた。先日未処理の画像を見てみたら、おぉっ? 思いの外写っている、と分かってじっくりと処理してみた。
<Sh2-188の場所>
撮影日時 :2017.09.29 am02:03～ 撮影場所 : 愛知県茶臼山面の木
機材 : TS社25cm反射+ 2korr (F3, 730mm) + QHY9S-M (冷却温度-15℃)
QHY CFW2フィルターホイール + Optlong LRGBフイルター
EQ6Pro + ASI120MM + PHD
撮影条件 : カメラ Gain :11, Offset :112
L: 5分x4枚、RGB : 各5分×2枚 露光時間計 30分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
