ケフェウス座の星雲vdB141がやっと撮れた。この星雲は超淡いので本来なら5時間露光コースなのだが、絶好機の7～8月の新月期は晴れることなくチャンスを逃してしまった。3時間近く撮った所でかなり西寄り低高度となってしまって撮影Stop。
低高度だとフラット補正に手こずるが相当難儀した。
元画像の画角だと小さいので50%トリミングとしたものの、淡いのでどうも余りゴーストっぽくない。このvdB141で面白いのは、親指と小指を開いたげんこつのように見える所なのだが、下の写真では薄暗くて分かり難い。どうしてこんな形になるのか不思議だ。5時間露光を目指して来年もう一度チャレンジしよう。
撮影日時 : 2018.10.07 PM22:00～ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材 : TS社25cm反射+2korrﾚﾃﾞｭｰｻ (F2.9, 730mm) + QHY9ｶﾒﾗ
Optlong LRGBﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + QHY5 + PHD1
撮影条件 : ｶﾒﾗ冷却温度-15℃
L : ﾋﾞﾆﾝｸﾞなし10分×14枚、RGB : 2x2ﾋﾞﾆﾝｸﾞ 各5分×4枚
総露光時間 200分
画像処理 : ｽﾃﾗｲﾒｰｼﾞ8, Photoshop CC
