先月銀河衝突の典型的な天体「アンテナ銀河」を撮った。で今月の衝突銀河はおとめ座のNGC4567とNGC4568(写真中央の2つで、上が4567)。
銀河衝突と言えば銀河腕がねじ曲がったり、局所的に明るい所があったりするが、この2つにはそれが見られない。これからそのようになっていくのだろう。では星どうしの衝突はどうなのかと調べてみると、計算不能なくらいの確率らしい。ぶつかれば新星レベルのエネルギーとなり、あれば検出可能だがあちこちの衝突銀河にはそれらは観測されていないらしい。
撮影日時 : 2019.04.02 PM21:50~ 撮影場所 : 段戸山牧場
機材 : FC125+FC35(F5.3, 660mm) + QHY178Mカメラ + Badaa LRGBフィルター
EQ6Pro + ASI120MM + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃, 1bin gain 1, offset 270、2bin gain 0, offset 270
L : 1bin 10分×12枚、RGB : 2bin 各5分×3枚 総露光時間165分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC