月明かりも結構まぶしいものの明るめ散光星雲は撮れるので、こぎつね座のSh2-86星雲を狙った。Sh2-86の中心ある星団NGC6823があるので、撮影の際にはカメラ写野の中心に入れるのに楽する。
撮影は順調にやれたものの、画像処理ではフラット補正に先日以上に四苦八苦した。撮影中の鏡筒の先の方にはマンション壁での月明りの反射光や部屋の明かりでカブリまくり、当然ELパネルのフラットデータは大して役に立たない。星雲の淡い部分は星雲なのかカブリなのか区別が付かない。画像荒れも酷くなってうーーん。流石に満月近くで壁際に近い対象は撮らないことにしよう。
撮影日時 : 2019.09.15 PM20:30～ 撮影場所 : ベランダ
機材 : TS25cm反射(F4,q000mm) + MPCCｺﾏｺﾚｸﾀｰ + QHY9ｶﾒﾗ + OptLongﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + QHY5-ii + PHD1 (ｵﾌｱｷｶﾞｲﾄﾞ)
撮影条件 : カメラ冷却温度-15℃, 1bin
Hα, OⅢ,SⅡ 各15分×4枚 総露光時間180分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
HSO合成
