C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ろ座の惑星状星雲NGC1360(@ベランダ)

明るめの惑星状星雲なら満月でも撮れるかもとやってみた。しかし満月かつ低空の空ともなるとオフアキシスではガイド星が見えない。子亀ガイド鏡を載せてやり直してやっとNGC1360を撮る事が出来た。子亀ガイドでは5分露光が限度なので淡い天体は撮り難い。試写してみると、NGC1360はHαには薄っすらとも見えずOⅢでホンノリと言うレベルで結構淡く、月明かりの無い夜ならもう少しマシになるかもしれないが、何だかなぁーーーだ。
撮って気付いたのはこの星雲は大きいので、センサーサイズの小さいカメラよりAPSに近い写野のカメラの方が良かったようだ。星雲の明るさがもう少しマシになる。
NGC1360は「ロビンの卵」と言う愛称がある。ロビンの卵とは調べてみたらヨーロッパコマドリの卵でまさしくこの青緑色で、いやはや珍しい。この鳥は渡り鳥でアメリカではロビンと呼ばれているとあった。
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撮影日時 : 2020.01.11 PM21:00~ 撮影場所 : ベランダ
機材 : 25cm反射(F4,1000mm) + MPCC + QHY178M + Baaderフィルター
   EQ6Pro + ASI120MM + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
     Hα, OⅢ 1bin 各5分×12枚 総露光時間120分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC, HOO合成