C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

デカ馬頭

ベランダで惑星状星雲NGC1360を撮ろうと始めたものの、モタモタ準備に時間浪費して撮れなくなり、こういう時は馬頭でとなってしまった。小センサーCMOSのままで撮ると燃える木は入らずわびし気なデカ馬頭になってしまうが、カメラを変えると設定やり直しで撮る時間も無くなってしまうためそのままにした。
NGC1360は視野角が割に大きく綺麗な青緑色をしていて撮影を楽しみにしていたので次の機会にやってみよう。しかし馬頭に変えても、庇が邪魔で大して露光時間が稼げずノイジーな写真になってしまった。
最近惑星状星雲を撮る事が増えたが、対象はステラナビゲータに収録されているメシエ・NGC・ICカタログから探していた。ステラナビでは「追加天体」としてダウンロードできるデータの中に惑星状星雲のAbellカタログがあり、データは星図上に表示できる。名前と座標の表示のみであり、視野角や明るさ等級データはないので、自分で詳しく調べる必要がある。このAbellは銀河団カタログではないかと思ったほど知識が無いので、Abell番号の惑星状星雲は馴染みが無いが、Webで検索するとAbell番号の綺麗な惑星状星雲写真は結構目に付いた。
我が機材で撮れるかどうかリストを作っておこう。

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撮影日時 : 2019.12.27 PM21:30~ 撮影場所 : ベランダ
機材 : FC125 (F8, 1000mm) + QBPフィルター + QHY178Mカメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI120MM + PHD1
撮影条件:: カメラ冷却温度-20℃
                  L : 1bin 10分×7枚, RGB : 2bin 各5分×3枚 総露光時間 145分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC