C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

しし座の煙ったい銀河 NGC3521

予報通り風が割に強くて鏡筒はユラユラだ。当初の1時間は星飛びを起こして使えない画像が続出してしまった。めげずに撮影続行したものの、何やかやで3時間露光がやっとで効率が悪い( *´艸`)。
この煙ったい銀河はバブル銀河とも呼ばれていて、バブルの正体は昔々に伴銀河がバラバラにされて、バラバラにされた星々がこの銀河の周囲を囲んでいるそうな。もっと長時間撮影できれば、更に淡い星々のストリームが広がって銀河の周囲を囲んでいるのが見えてくる。そこまで撮るには3日くらいはかかりそうだ。
この煙りは星々なのだと思うと、ついついこの銀河の煙ったい中に太陽系があったら、銀河腕はどう見えるのかと想像してしまう。

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撮影日時 : 2021.04.07 PM20:40~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : 25cm反射+TMaxコマコレ + QHY183カメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174ガイドカメラ + PHD1(オフアキガイド)
撮影条件 : -20℃, L : 1bin 10分×12枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間180分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC