遠征でのIC59,63に比べてベランダ物はどうなるかと比べてみた。望遠鏡もカメラも違うが写野はほぼ同じ程度となる。処理のポイントはPixInsight内蔵のGraXpertでの背景補正なのだが、先回はWBPP integartion後の画像では画像周辺に出る黒塗りの影響で内蔵GraXpertが使えず、面倒ながらWBPP無しで処理していた。ところが現WBPPではIntegrationにAuto Crop選択があり、このAuto crop画像を内蔵GraXpertで補正すれば良いのかと気が付いた。しかしながらGraXpert補正で完璧とは行かず、ABEを使ったり自作Scriptで補正追加は必要ではあるが、今までより楽にはなっている。
星雲を派手目に仕上げたものの、遠征画像と比較すると星の数もカラフルさも違う。
撮影日時2024/11/04 PM22:00～ : 撮影場所 :ベランダ
機材 : Ginji150 + MPCCｺﾏｺﾚ + QHY183 + ASI Ha,O3,RGBﾌｨﾙﾀｰ
EQ6 + ASI120ｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD2、NANA撮影
撮影条件 : -15℃, 1bin Ha:10分×8枚、O3:10x4, RGB : 2×4、総露光時間 144分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC, 内蔵GraXpert
