C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

月夜のハート星雲

夜の秋晴れが続く。200mmレンズの中古を物色してみた。200mmレンズでの天体写真作例がWebでの日本語検索ではなかなか見つからないが、英文でやってみると流石に出てくる。絞りを変えて四隅星像も載せている事例やレンズの機種差やメーカの違いなども出てきて参考になる。スペックがF2.8とあってもF2.8で撮っている人はいない。こうした写真を見ていると写野左右や上下で星像の形が均一ではない例もも目に付いた。レンズの僅かな傾斜が原因で左右や上下でピント位置がずれるのか、カメラのスケアリング狂いもあるかもしれない。

そこで我がSP200の片ボケ程度を改めて調べてみようと、IC1805・1848を撮ってみた。流石に月齢12.8ではデジ一眼では無理なので、ナローフィルターを使って撮影した。最初に撮った画像を見ると、デジ一眼でNGになった画像と比べると格段に良い星像だ。と云う事で合成できるようにとHαとOⅢで2時間ほど撮影した。
レンズマウントに少しガタがあるので、左右や上下で星像が少し違うが、ナローでは光量が小さいので目立たないだけかもしれない。デジ一眼で改めて撮ってみることが必要だ。
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撮影日時 : 2018.11.20 PM21:30~ 撮影場所 : ベランダ
機材       : タムロンSP200 F4 + QHY9カメラ + Optlong フィルター
      SynScan On GPD + QHY5-ii + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-15℃
      Hα, OⅢ ビニング1x1 各10分×6枚  総露光時間120分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
               スカイフラットで補正