C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

満月1日前

先日の遠征の折、QHY5Pガイドカメラのキャリブレーションで星が全く動かず撮影中止さぜるを得なくなったが、ベランダでテストした所ガイドカメラの不良が再現し故障だと確認できた。QHY5Pは惑星撮影用のカラーカメラとして買ったのだが、ノイズが多く発色もイマイチなので、数回惑星を撮って以降はガイド専用となってしまった。カメラがないと困るので早速新品を注文し、昨日届いた。カメラはほぼガイド専用なのでQHY5-Ⅱモノクロにした。

ガイドカメラのガイドテストを終えてから、満月の1日前のきれいな月を双眼観望で楽しみ、その後デジ一眼で撮影した。今回のカラー現像・コンポジットはステライメージを使ったが、コンポジット後の色彩補正で余り色が出ないので、何だかモノクロだ。Photoshopでカラー現像してコンポジットした方が色が出し易いので、現像エンジンの差なのだろう。Photoshopでのコンポジットはハンドになるので面倒だが、色を出すにはPhotoshopを使うしかない。

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撮影日時 : 2018.10.24 PM22:10~ 撮影場所 : ベランダ
機材       : FC100 + 1.4倍テレプラス (F11.2, 1120mm) + Canon KissX6i
               SynScan On GPD 
撮影条件 : ISO200, 1/800秒×20枚
画像処理 : ステライメージ8,RegiStaxでコンポジット ・ウェブレット処理
     Photoshop CCで色調補正
ステライメージで自動コンポジットすると、色強調が余りできない。強調すると飛んだ
    色になるので、ステラナビの現像エンジンは良くないようだ。
    Photoshopでのカラー現像+コンポの方が色は出易いようだ。