C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

コシナでのオリオン座その2

星図はどう書いているかをまとめた論文によれば、極近くは正距方位図法、中緯度は円錐図法、低緯度はメルカトルのパターンが多いようだ。全天をどう分割するかは、紙面サイズや情報量・天体の位置精度など売りはそれぞれだ。私が時々使うPocket 
Sky Atrasはお手頃サイズで綺麗な紙面かつ丈夫なので購入したが、改めて図法を見てみたら全て正距方位図法で赤道すら曲線になっていた。半径50cmの円で極から赤道まで南北それぞれの空を地図にしたようなもので、低緯度帯のゆがみは結構ありそうに見えるが、例えば縦長A4サイズの本で横方向に半径50cmの円の一部を描いたらそれほど歪んでいない。なので全天を方位図法としても実用的には問題ないと分かった。 

先日コシナ24mmレンズを使って三脚固定でオリオン座を撮ったが、星雲がほのかに見える程度だったので、星雲がもっと見えるようにと追尾で撮った。

f:id:kenwoodyjoy:20190802111555g:plain

撮影日時: 2018.12.10 PM22:50~ 撮影場所 : 茶臼山面の木

機材      : コシナ24mm (F2.8→F4) + KissX6i(HEUIB)
               SynScan On GPD (ガイドなし)
撮影条件: ISO3200,  3分×15枚 総露光時間45分
画像処理: ステライメージ8, Photoshop CC