C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

わし座付近

わし座が写野の中心ではあるものの、左側はこぎつね座・や座、右側はへび座・たて座と連なる。わし座には大きな赤い星雲は無く、小さな地味星雲と長焦点大望遠鏡じゃないと写せない惑星状星雲がパラパラとある。

わし座付近はいて-りゅうこつ銀河腕が見えなくなって、その外側にあるオリオン-はくちょう腕か更にその外側にあるペルセウス腕が見えてくる境界に当たる。そこでこの写真をじっくり見てみると、写真左の端っこ付近でいて-りゅうこつ腕が写真奥行き方向へ曲がって見えなくなり、外側の腕(オリオン腕かペルセウス腕)が見える・・などと想像していると楽しくなる。
それはさておいて、こうした銀河腕の位置はどうやって調べているのだろうか。NASAの記事を読むと、可視光では暗黒星雲(塵・ガス)の向こう側は見えないので、赤外線(天文衛星)で若い星団の位置や距離を特定するとあった。部屋にこもって見たこともない我家の平面図を書いているようなものだとも。そりゃ難しい!!

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撮影日時 : 2019.05.08 AM02:15~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材       : コシナ24mm F2.8→F4 + Canon KissX6i(HEUIB)
               ポタ赤PanHead
撮影条件 : ISO1600, 2分×21枚 総露光時間42分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC