今月の遠征も今宵が最後かと3台体制で臨んだ。1台目のSh2-204は先にUPしたもので実に淡い星雲だったが、もう1台の赤道儀にはタムロンSP200レンズ+デジ一眼組み合わせでペルセウス座の星雲Sh2-216を3時間近く撮ったものの、片ボケを起こしていて写真にならず没となってしまった。またしてもタムロンレンズで片ボケなのだが、先月CCDカメラでの撮影では片ボケしていないので、デジ一眼との組み合わせが問題だ。カメラのスケアリングが狂っている可能性があるのでチェックしてみる必要がありそうだ。ポタ赤では24mm,50mmレンズ,135mmレンズといろいろ変えて撮ってみた。
ニコンの単焦点50mmレンズは、レンズ後端にある出っ張りがカメラのレンズマウント内に入れたフィルター枠と干渉して組付けできず使う機会がなかったので、先日思い切ってこの出っ張りをヤスリを使って削り落とした。
F4に絞ったことで収差や周辺減光など随分軽減されてそこそこの出来栄えとなり、使えるめどは立ったので改造してよかった。
F4に絞ったことで収差や周辺減光など随分軽減されてそこそこの出来栄えとなり、使えるめどは立ったので改造してよかった。
ぎょしゃ座の五角形の星がスッポリ入り、勾玉星雲とIC410が目立つ。小さいが先日望遠鏡で撮ったIC417や右端やや下には超淡いSh2-240が見える。
撮影日時 : 2018.12.12 PM23:45~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
ポタ赤PanHead追尾
撮影条件 : ISO3200, 3分×20枚 総露光時間60分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC