C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

QHY9のAscomドライバ更新でAPTが使えるかも

自動撮影が売りのAPT(Astro photography Tool)はQHY9カメラでは使えないとの結論であったが、先日Ascomドライバを更新したところ"APTは使えそうだ"になった。
以前の問題をもう一度書くと、ドライバは2つあって、QHY9用と分かるQHY9 CCD 
Cameraドライバを使うとゲイン制御ができない。撮影での重要な制御がコントロールされないのでは使えない。もうひとつのドライバ QHYCCD Camera Capture を使えば設定した通りのゲインでコントロールされるものの、ライブビューを使うと直ぐにフリーズしてしまうのでこれも致命的だ。
ドライバ更新で ①QHY9 CCD Cameraドライバは相変わらずNGだが、もうひとつのQHYCCD Camera Captureではライブビューでフリーズを起こさなくなった事だ。これならAPTが使えそうだが、試しの撮影で確認しないといけない。

イメージ 1
結構な注意が必要で、カメラタブにゲインを書き込める欄がある。ここに数値があるとゲインはその数値でコントロールされてしまい、ドライバで設定したゲインは無視される。
ここのゲイン欄は必ず空欄でなければならない。
<12/25追記>
もうひとつ使い方で面倒なのが、binを変えたい時だ。撮影Planにbinを書いても、ドライバとは連携していないので、撮影Planはbin別に作らないと機能しない。どうするかと言うと、binを変えた撮影Plan実行前に、上の図で一番下のSettingでドライバを呼び出し、ドライバ設定画面でどのbinかを改めて選定し、binに応じたゲインとオフセット値を改めて表示させる。こうしないと撮影時のゲインは反映されない。
binが変わる度に設定し直す事自体はEZCAPと同じだが、APTのPlate Solving機能は有用で便利この上ない。