C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ケフェウス座 反射星雲 vdB141周辺

土曜夜の快晴とあって面の木は大賑わいになると予想していつもより早めに家を出たが、駐車場はもう満杯寸前と予想以上だった。幸い先着のいつものメンバーの隣に駐車できてよかった。
撮影ソフトは最近は自動撮影のやれるAPTを使っているが、QHY9カメラでもやれるようになって楽になった。以前はAscomドライバが良くなくてQHY9は使えずだったが、最近の全カメラ共通のAscomドライバだとQHY9も使える。撮影が楽になるのは良かったが、QHY9用の撮影ソフトEZCAPとAscomでの画像サイズに違いがあり、EZCAPで撮った以前のbias,dark,flatデータ全部が使えない。トホホな話だ。
一方APTにはCCDカメラとCMOSカメラでのフラット撮影支援ツールがあり、撮影条件を探してくれる。今回はAPT設定の撮影条件でフラットデータを撮り直した。で、そのデータでのフラット補正結果は、期待に反して全く良くなかった。画像中心部は過補正で周辺は補正不足となり合わない。尤も以前のフラット補正もOKやNG両方があったので、APTでの問題とは言えないが、フラットデータを撮り直してフラット補正が良くなった試しがないので、画像処理ソフトで何とかするしかない。
vdB141は下の写真のほぼ中央の明るい星雲で、大きな鏡筒で撮れば星雲の手指のような面白い形が見えてくるが、この写真では分からないので残念。

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撮影日時 : 21.10.02 PM20:00~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : Ginji150+MPCC+QHY9カメラ, Optlong LRGBフィルター
   SynScan On GPD + ASI120M mini  (オフアキガイド) + PHD2
撮影条件 : -20℃, L:10分×13枚, RGB : 各5分×4枚、総露光時間 190分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC