C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ぎょしゃ座繁華街のコメットさんC2018Y1

ノートPCが相変わらず不調続きで、赤道儀制御のEQ Directや撮影ソフトのAPTは早々に諦めた。SynScanハンドコントローラ経由でのナビソフト制御で一応自動導入はやれ、ガイドもやれたので撮影に支障はないが、自動導入の位置精度は低いので写野位置確定には試写繰り返しで時間がかかった。これは何とかしないといけない。

先日PC不調で撮り損ねたC/2018Y1彗星が、今宵はぎょしゃ座の星雲賑やか地区を通過中と云う事で改めて撮影した。彗星単独は詰まらないが、やはり賑やかな所は見栄えが良くなる。
この画像処理で2時間分をコンポジットしてしまうと、彗星は結構移動するため彗星核が楕円どころか短いキュウリ状になってしまった。そこで最初の30分だけのコンポジット画像のみ彗星を残し、残りは彗星を消してからコンポジットした。彗星を消すのは、チャンネルデータの演算でG+B-R画像を作って彗星核のマスクを作り、トーンカーブでGB輝度を下げてやるとスンナリ消えてしまうのでブラシでの加工は要らない。

f:id:kenwoodyjoy:20190731103242j:plain

撮影日時 : 2019.03.01 20:45~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材       : Ginji150+2korr (F2.9, 430mm) + Nikon D5100(LPS-D1)
               SynScan On GPD + QHY5-ii + PHD1
撮影条件 : ISO3200, 3分×40枚 総露光時間120分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC