金曜夜とあって深夜頃には面の木駐車場は20台近く撮影の車で賑わった。いつものメンバーと撮影のかたわらの情報交換やらお喋りで座っている暇もない。
撮影には2台の赤道儀それぞれでPCを使うが、動作不安定のPCが最悪故障となった場合に備えて、以前使っていたPCも持参した。このPCはASUSのEee1000Hと言う10年以上前の低スペックPCでメモリもたったの1GBしかなく起動するだけでやたら時間がかかる。幸い使っていないSSDがあったのでクローン化して交換し、PCショップで旧式のDDR2メモリも買ってきて動作は少しマシになった。この際OSもWin 7にしようと\2000でゲットして入れてみたが、初期Win7だったので更新だけで2日がかりとなった。こうした古手のPCではメーカではWin7対応はやっていないのでドライバもないものが出てくる。しかしネットで探しまくると、同様の御仁がいて有益な情報が手に入るのでとうにか解決してしまう。
NGC2359は先月25cm反射で撮影に挑んで2回続けて風で撮れずだったため、この夜は10cm屈折+小センサーサイズカメラで撮り損ねないようにした。NGC2359は南中直前の位置にあり、面の木でも南の低高度は結構市街光の影響を受けるので、光害カットの意味でBPフィルターを使って撮影した。BPはセミナローなので星の肥大化も抑えられるので丁度良い。
撮影日時 : 2019.03.01 PM20:50～ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材 : FC100+FC35(F5.2, 528mm) + BPﾌｨﾙﾀｰ + QHY178M
+ Baader LRGBﾌｨﾙﾀｰ, EQ6Pro + ASI120MM + PHD1
撮影条件 : ｶﾒﾗ冷却温度-20℃, gain 10,ottset 0
L: 1bin 10分×12枚、RGB : 2bin 各5分×3枚 総露光時間165分
画像処理 : ｽﾃﾗｲﾒｰｼﾞ8, Photoshop CC
