C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

QHY178M初遠征のメデューサ星雲Sh2-274

冷却CMOSカメラQHY178Mでの遠征撮影がやっと叶った。風の予報が3m/秒とあったため25cm反射は諦めたものの、いざ面の木にいってみると深夜までずっと微風。
無理して持ってきた方が良かったかもと少し後悔したが、528mmで撮ったメデューサはクッキリ大きく写ってて「まっいいか」。3時間弱撮影した後、月の出までM51をと始めたが30分も経たないうちに曇ってきて終了となった。
もう一台のGinji+デジ一眼ではぎょしゃ座で岩本彗星+星雲の撮影をとやっていたが、ノートPCの動作がおかしく30分も撮れずに終わった。このノートPCの動作不安定が起こりだしたのは1週間ほど前のベランダ撮影準備の時で、突如警告音が鳴り出してUSBデバイスが全部使えなくなってしまった。1つのUSBポートにQHY178とガイドカメラを繋ぐとカメラソフトがフリーズしてしまう。別々のポートに接続すれば異常停止は起こらないが、このUSB回路はIntel製で、Renessas製の回路を使っている別のPCではこの不具合は起こらない事も分かった。Intelが良くない!!。面の木では画面の明るさ調整もできなくなるし、赤道儀やデジカメとの通信途絶も起こして末期的症状になってしまった。丸一日かかってOSとアプリを再インストールと一通りのデバイス動作チェックを終え異常なしは確認できたが、遠征前にベランダでテストしないと不安だ。

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撮影日時 : 2019.02.26 PM20:00~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材       : FC100+FC35(F5.2, 528mm)+QHY178Mカメラ+Baader LRGBフィルター
     EQ6Pro+ASI120MM+PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
               L:1bin 10分×12枚、RGB: 2bin 各5分×3枚 総露光時間205分
     QHY178でのgain,offsetは取敢えずの10,0とした。
画像処理 : ステライメージ8,Photoshop CC