C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ろくぶんぎ座銀河NGC3169,3166

ろくぶんぎ座はしし座の下の方にあり、メシエ天体は1つもなくNGC銀河もしし座やおとめ座のように多くないが、NGC3169と3166は比較的大きく近接しているので良く撮影対象になる銀河だ。昔800mmの望遠鏡で直焦デジ一眼で撮ったが、余りに小さくて詰まらない写真にしかならずだった。QHY178カメラを使ったらどうなるかが今回は楽しみとなった。

写真の下の銀河NGC3169,上の少し小さいのがNGC3166で2つとも距離は6600光年、3166の右上の小さいヤツはNGC3165で7000万光年と距離の割に小さい。
銀河は断然大きく写ったが解像感が乏しいのは否めない。銀河腕が大きく広がっているのでこれがもっと写るようにした方が良いが、5時間くらいの露光が要りそうだ。

f:id:kenwoodyjoy:20190731102318g:plain

撮影日時 : 2019.03.08 PM20:10~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材       : FC125+FC35(F5.3, 660mm) + QHY178Mカメラ +Badaa LRGBフィルター
     EQ6Pro + ASI120MM + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃, gain 10, offset 0
               L : 1bin 10分×12枚, RGB : 2bin 各5分×3枚 総露光時間165分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC