C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

りゅう銀河NGC5905~5908

写真左の銀河はNGC5906と書いてあったり、5907となっていることもある。写真の右側の小さな2つの銀河は上から5905,5908。
NGC5906と5907の関係は何だろうと気になって調べてみた。やはり気になって調べた方の写真では、2つの銀河と分かるようなものは写っておらず、"knot in(結び目)" と書いてあった。knot inがどれなのか分からない。SIMBADでもNGC5906(5907)と表記していて座標は同一で区別していない。カタログ作った人の目の錯覚??
一方NASAの写真サイトに掲載されたこの銀河の長時間露光写真(米国の天文写真家R.G.Gabany氏の作品)を見た所、おぉーー!! 。銀河を幾条もの星の流れ(ストリーム)が囲んでいる。と云う事はこのストリームの元になった銀河の残骸がknot inと云う事か??
ついでながらGabany氏のサイトでは銀河ストリーム作品が他にも掲載されていて興味深い。

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撮影日時 : 2019.03.08 PM23:00~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材       : Ginji150 +1.4xテレプラス + Canon KissX6i(HEUIB)
               SynScan On GPD + QHY5-ii + PHD1(APTディザリング)
撮影条件 : ISO3200, 3分×40枚 総露光時間120分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC