C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

おうし座の惑星状星雲NGC1514

ベランダで10月からこのNGC1514を狙ってきたが、撮ろうとする度に雲に阻まれて、やっと4回目で最後まで撮影できた。
ネット検索すると定番星雲と同じくらいワンサカ作例が出てくる。視直径は1.9'と小さいので長焦点望遠鏡やセンササイズの小さいカメラなど制限はあるが、明るいので撮影は楽な部類だ。地球からは850光年くらいあり、NASAに出ていた情報を読むと、色の濃く明るい部分とその外側を包む少し淡いガスの二重殻構造となっているのが特徴だとあり、写真を見てもそれは分かる。一方WISE(NASAの赤外線衛星)撮影の画像見ると、赤外画像でのガス構造は、普通の可視光写真とは全く違って別天体のように見える。ただ解説を読んでも専門的過ぎて理解不能で、いつの間にか目は閉じていた。(#^.^#)

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撮影日時 : 2020.11.23 PM23:00~ 撮影場所 : ベランダ
機材 : TS25cm反射(F4,1000mm) + QBPフィルター + TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + ASI LRGBフィルター
    EQ6Pro + ASI174M mini + PHD1(オフアキガイド)
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃