クモ星雲(中央のIC417)とNGC1931(少し上の明るい星雲)をターゲットに撮った所、右端の散開星団M38が半分になってしまい、構図的にはイマイチになってしまいました。事前に調べていなかったのでマズかったと言う事ですが、そもそも意図して散開星団を構図に入れる事が滅多にないのでひとつ勉強になりました。
ところで散開星団って、星団が出来て数億年も経つとそれぞれの星はバラバラになって離れてしまい、ルーツは全く掴めないとか。我が太陽の兄弟星たちは離れ離れになって50億年も経ち何処に居るのやら。大質量で生まれた星はもう宇宙のモクズとなって、どこかの星雲に混じって漂っているのかもしれませんね。
撮影日時 : 2017.01.04 AM00:49～ 撮影場所 :愛知県段戸山牧場
機材 : Ginji150 + 2korr (F3, 450mm) +Nikon D5100(IR改造、LPS-D1)
SynScan On GPD + QHY5-Ⅱ+ PHD
撮影条件 : ISO1600、5分×20枚 (計100分)
画像処理 : ステライメージ8、Phptoshop CC
