C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

暑い中でのラセン星雲 NGC7293

クソ天気続きで撮影できずでしたが、やっとネタができました。

ところで8/12の夜はあいにくの曇りながら、"もしかしたら晴れ"期待で段戸山へ女房と涼みに出かけました。牧場には名古屋のMさんが既に機材設置も終えて、"もしかしたらの晴れ"を待ち構えていました。西側には晴れ間が見えたものの雲は一向に動く気配がなく、1時間ほど涼んでから帰路に就きました。家に戻って見上げた空はくっきり晴れ。月も登っていて空は明るかったものの、運良く1個だけ明るい流星が見え、ペルセウス座流星観望ができた~! ┐(´д`)┌ヤレヤレ。

話は代わって、先月新しい冷却CCDカメラが届き、8/13の夜にやっと撮影できました。カメラはQHY9。KAF8300のカメラ+フィルターホイール+フィルター(36mmの7枚)のフルセットで30万円を切るのは何と言っても魅力的(他のメーカだと倍近い価格)。少し喧しいシャッター音を除けば使い勝手は悪くない。ただBJ42Lにはないゲインとオフセットがあり、設定方法をWebで調べると、ちょっとしたテストを元にした各人マチマチの状態。結局は海外サイトにあったかなり仔細にテストした情報を元にした。
ファーストライトが薄雲中でのベランダからとなったのはちょっと残念、かつ撮影ミスがあってHαの撮影枚数が1枚になってしまった。3色撮影してSAOとAOO合成で処理比較し、AOOを下に掲載しました。
ベランダでは夜中でも撮影準備で少し動いても大汗になり、撮影終わっての片付けでもまたまた大汗。好天の夜空は暫く無いようであり、今夏の天気にはウンザリ。

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撮影日時 : 2017.8.13 pm23:40~ 撮影場所 : 刈谷市自宅ベランダ
機材       : UNC2541 + 2korr (F2.9,730mm) + QHY9S-M
                EQ6Pro + ASI120MM + PHD
撮影条件 : 1×1、gain :11、Offset : 110、冷却温度-20℃
     A(Ha): 10分×1枚、O(OⅢ): 10分×4枚 露光時間 計50分
画像処理 : ステライメージ8、Photoshop CC
               AOO合成後、マトリクス色彩補正で色調整