C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

NGC4725 ステレオ

遠征ままならずの天気続きでとうとう新月期も終わってしまった。こんな時にやっておくべきかと、11月初めのイベントで展示する銀河題材のステレオ写真作りをやっているのだが、これがなかなかはかどらない。3D天体写真の展示は4年前からやっていて、来場者への受けが良いのでまたやろうとなって引き受けたものの、共同者もなく一人でやるので、気が乗らないと進まない。

下の写真は元画像化から星を全部抜き去って銀河だけの3D化にしたものだが、交差法(いわゆる寄り目で見る方法)で見ると、銀河間の遠近差だけでなく銀河の傾斜も見える。なぜ星を抜き去ったかと云うと、星々を入れた3D写真を交差法で見ると、銀河と星の両方に焦点を合わせるのに難儀して目の疲れがドッと来る。銀河だけの写真は目に優しい。
ステレオ写真の見方(交差法)
   PC画面から30~40cm離れて寄り目で見る。(交差法の詳細はWebで)
     因みにステレオ写真が初めてで見えるようになる人は約30%くらい。
   どうにも立体視できず涙を流して諦めた人もいる。(・・目の疲れで涙が出る)
・元画像 : 今年2/26に当ブログにUPしたNGC4725銀河

f:id:kenwoodyjoy:20190805120525g:plain