M31の後、そのままM33に望遠鏡を向けて撮影した。EQMODSの天体導入精度は抜群でSynScanはもう使う気がしない。SynScanでは緯度経度の秒単位を無視した分精度なので荒っぽい。ステラナビに繋いで導入しても位置ずれは結構起きて、試写してみないと良いかどうか判断できないので手間がかかる。しかしEQMODSに変えてからは、試写はほぼ不要になった。
先日のAPTは、デジ一眼での撮影では赤道儀コントロールにEQMODSを使うとそれほど必要性を感じない。CCDカメラの撮影コントロールでは、APTに保存したビニング毎のゲイン・オフセット値を自動で切り替えてくれる。QHYのカメラコントロールにはこの機能はなく、ハンドで操作するため時々設定をミスしてしまう。このミスで無駄撮影を何度かやってしまったが、これが解消できるのは有難い。
M33は7年ぶりの撮影となった。焦点距離が528mmではM33は小さいので、1000
mmくらいで撮った方が良さそうだが、短焦点の方が明るく写るので色強調はし易い面もある。
撮影日時 : 2018.10.08 AM 00:10~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC100+FC35(F5.2, 528mm) + Nikon D5100(LPS-D1)
GPD(EQMODS制御) + QHY5P + PHD1(BYNikonディザリング)
撮影条件 : ISO1600, 5分×18枚、総露光時間90分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC