C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

おうし座モヤモヤ

SP200レンズとCCDカメラの組み合わせはベランダでは何度か使ったが、この夜は遠征で初めて使ってみた。天文雑誌で分子雲の写真を初めて見た時、空に浮かぶ雲が宇宙に広がっているようで不思議な感覚になった。この分子雲の形を決めるのは重力しかないが、写真右側にあるニワトリの頭のような雲(LBN777)はどうやってこうなるのか、興味は尽きない。

この分子雲が寄り集まった部分は、Lyndsカタログに雲の番号に大きさと中心座標が記されているが、この写真にある雲のカタログ番号を調べるのは結構骨が折れる。一部はWebで検索した写真で分かるものもあるが、知りたい箇所の番号がすぐ見れるものはない。LyndsカタログデータのExcelファイルは入手できたものの、プラネタリウムソフトに表示させる方法が無いのか調べてみようと思う。

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撮影日時 : 2018.11.29 PM21:00~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材       : タムロンSP200(F2.8→F4) + QHY9カメラ, Optlong LRGBフィルター
      SynScan On GPD + ASI120MM + PHD1(ディザリングなし)
撮影条件 : カメラ冷却温度-15℃
               L : 1bin 10分×9枚, RGB : 2bin 5分×2枚
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC