C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

Pegasus Stephan's Quintet HCG92, ステファンの5つ子

待ちに待った遠征でやっと撮れたが、5つ子銀河は結構暗いので当初3時間露光を目論んでいたものの、晴れ開始が遅くかつ月の出までの露光2時間弱の撮影となった。オフアキでの露光時間を10分とすることで銀河が明るく写り、これが効いて露光時間不足にならずに済んだ。オフアキでは「ガイド星が見つからない」トラブルが時々あるが、オフアキを止めると5分露光が限界のため、暗い銀河撮影ではオフアキは必須でガイド星を何とか見つけるしかない。水平方向可動式のガイドカメラホルダー位置を調整してガイドに使える星が写った時は「やった!!」。
写真中央のステファンの5つある銀河のうち、青っぽい銀河は地球から4000万光年それ以外は2~3億光年と離れていて仲間ではなく、むしろ左に少し離れて暗い小さな銀河が見えるが、こちらは中央の明るい4つの銀河群の仲間だとWebにあった。
<2024/4/27 PixInsightで画像処理し入替>

<入替前画像>

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撮影日時 : 2019.10.22 PM22:40~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材 : TS(25cm反射, F4,1000mm) + MPCC + QHY178MMカメラ + Baader LRGBフイルター
           EQ6Pro + QHY5-ii + PHD1 ,オフアキガイド
撮影条件 : カメラ冷却温度-15℃ 
        L 1bin , gain=1 offset=270, 10分×枚、 RGB 2bin , gain=5 offset=270, 5分×各3 枚
        総露光時間 105分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
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<猪突ダメージ>
この傷の形から牙が当たったような・・・・直後の道端には猪らしき姿は無く、猪の頑丈さはすさまじい!!
この猪突ダメージをYellow Hatで修理見積りしてもらった所、3.5万円とバンパー交換より安いが、うーーん。これからも猪突・鹿突の可能性考えると高額修理はする気なし。一番の問題は、穴を塞ぐためにはフロントバンパーを外す必要があるが、ジャッキアップ必須や専用工具必須で自分でやるのは無理だ。ディーラーで穴戻し修理をしてもらえば、後のキズ隠しは補修用のカーボン板とパテで自分でもやれそうだ。ホームセンターの車のキズ修理用品コーナーには必要なものが一通り揃っていて、後は遠征に支障のない日程でボチボチやっていけば良さそうだ。

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