C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2台の冷却カメラを使えるかの検討(写真なし)

夏場になってきてデジ一眼のノイズは酷くなるので、極力冷却カメラを使いたいのだが、我がバッテリで冷却カメラ2台を同時使用が可能なのかどうか検討してみた。
単純にはバッテリ容量○○Ahに対して、使うデバイスなど諸々の電流値が分かればバッテリの持ち時間が計算できるが、冷却カメラの消費電力はカタログには出ておらず、赤道儀もMax電流値は書いてあるが実際の電流値は不明だ。その他のデバイスも抵抗値の分かっている線ヒーター以外は全く不明だ。
という事で電流を測らないと話にならないので、DC電流の測れる中華製のクランプメータを買って電流を測定してみた。
赤道儀に実際に撮影に使う機材を積んで実負荷のかかる状態で測定(測定時の室温29℃)

=デバイス= =製品名=   =測定条件=  =測定したDC電流値(単位:アンペア)
冷却カメラ   QHY9    -15℃設定   冷却Max時 1.62 定常時 1.13
        QHY178M  -15℃設定   冷却Max時 2.74 定常時 1.67
ガイドカメラ ASI174M ---  0.16
赤道儀    EQ6Pro       16kg搭載    追尾時 0.90 Max高速移動(両軸同時) 1.50
ファインダー用ヒータ(80Ω)          0.14
送風ファン・ポンプ             0.2
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      ==電流の合計値=       4.2

以上から大容量ドライバッテリ(デルコM27MF:容量105Ah)でのバッテリ持ち時間を計算すると 105/4.2 = 25 時間 となりかなり余裕がありそうだ。
次の新月期が楽しみだが、梅雨突入となりそうで撮れるのはいつになるか??