思い切ってセンササイズ1インチのQHY183Mカメラを香港にあるQHYカメラ専門のショップで購入した。国内代理店で買うより輸入関税を払ってもかなり安いのが魅力だ。センササイズが大きい分拡大率は下がるが、ボケボケ感は薄れてスッキリ写真となる。
と言う事でファーストライトはろ座の銀河NGC1097となった。銀河腕の形が少し歪んでいるのは直ぐ近くにある伴銀河1097Aによるものらしい。伴銀河は2つあるようだが、もう一つはどこなのか分からない。ろ座の銀河団はおとめ座の次に近いので、割合大きく撮れる銀河が複数ある。ただ南天低高度なので面の木では光害とヘッドライト照射で撮影は気を抜けない。このNGC1097撮影ではヘッドライト照射は何とか防いだが、星友がヘッドランプを点けたまま挨拶に近づいてきて「あぁーーダメー！！！」も通じず、画像データが一つ没になってしまった。(*´Д｀)
撮影日時 : 2020.11.16 PM22:00～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射(F4,1000mm) + TMax + QHY183Mｶﾒﾗ + Baaderﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + ASI174M mini + PHD1(ｵﾌｱｷｶﾞｲﾄﾞ)
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
L : 1bin 5分×18枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間150分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
