6/8は良く晴れて満月1日前の月夜ながら、いて座の四角形がベランダでも見えました。最初に天頂に近くなった木星を、次いで3時間後に南中ちょい前の土星をカラーの惑星カメラで撮影しました。望遠鏡は数日前に主鏡位置を元に戻した25cm反射を使いました。木星は5倍バーローに1.6倍のバーローを継ぎ足して拡大し、土星はフレームレートの制約で5倍バーローのみとしました。木星は大赤斑を入れて撮りたいものの、中々時が合いません。
モノクロでのRGB3色合成が面倒な事と、木星の衛星の色ズレ回避でカラーにしたのですが、買った後でいろいろ調べてみると、カメラ選択の方法が全くなってなかったと反省しました。ピクセルサイズが小さくて暗いものの、2倍ビニングがあるので何とか使えるようにはなってます。
土星 2017.06.09 AM00:20~
機材 : UNC2541(1000mm,F4) + QHY5P-Ⅱ
EQ6Pro
撮影条件 : 木星 5倍バーロー(Explore Scientific) + 1.6倍バーロー(笠井)
800x600(2ビニング),15fp,1000フレーム
800x600(2ビニング),15fp,1000フレーム
画像処理 : Registaxで500フレームスタック+Wavelet処理
ステライメージ8でマルチバンドシャープ処理
Photoshop CCで色調整