C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

どんよりコクーン星雲(IC5146)

薄雲日に撮影したコクーン星雲の画像を処理してみた結果、やはり見難い写真にしか

ならずでした。コクーン星雲の赤はそれなりでも、背景は荒れて星の色は乏しい。
LRGBのうち特にB画像は薄雲が濃かったようで、R画像とG画像に比べて星の輝度も落ちていて、RGB合成すると星の色は橙や黄色に偏ったので、已む無くB画像の諧調を1.5倍にUPしてRGB合成した所、星はまあまあの色になった。しかし背景の色ムラは顕著で、色ムラがどんな感じかを掴むためPhotoshopの「明るさの最小値」+「ダスト&スクラッチ」で星を消し、更に彩度を上げてみると、添付のような画像が得られる。これほど色ムラが激しいとマスクでの補正は無理で、背景を暗くして目立たなくするくらいしかない。
話は代わって、先日遠征で使っていたシールドバッテリを充電してたら、バッテリが異様に膨らんで結構熱くなり、慌てて充電を停止した。続けていたら破裂したようで、最悪にならず良かった。使って3年になり残量低下が早くなってきたのでそろそろ寿命とは思っていたが、死に様が良くない。代替えがないと遠征できないので、早速バッテリを注文したが、今回のメカニズムが良く分からないので購入先の秋月電子商に聞いてみようと思う。

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参考)背景色ムラの強調画像
イメージ 2
撮影日時 : 2017.8.24 PM22:15~ 撮影場所 : 愛知県茶臼山面の木
機材       : FC100+FC35 (F5.2, 520mm) + QHY9M-S(Optlong LRGBフィルター)
      EQ6Pro + ASI120MM + PHD
撮影条件 : QHY9M-S : -15℃、Gain 11, Offset 112
                Light  L : 10分×6枚、 RGB : 各10分×2枚
      スカイフラット
画像処理 : ステライメージ8、Photoshop CC