C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

まともなスパイダー光条に・・・

スパイダ隠しを作ってみた。ホームセンターで厚さ5mmの発泡ウレタン板を購入してきて検討してみた所、3.5mm幅で細く切ってしまうと撓み易く先端の固定が必要だ。思案した結果、鏡筒先端での絞り環と合わせたスパイダー隠しにすれば解消できそうなので、円形に切り抜くカッターも購入してきて早速加工した。繋ぎの部分は簡単に切れてしまうため補強板を作って接着することで、手扱い等では簡単には壊れないようになった。下はその完成後の姿。
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これをスパイダー前へ装着したのが下の写真。写真では見えないが、絞り環部の裏側に、スパイダーの根元部を挟み込んで固定するようなパーツを接着剤で固定してあり、簡単に外せるようになっている。
これでまともなスパイダー光条になったかどうか、早速ベランダでテスト撮影してみた。結果は"直ったぁ~"。(^_-)-☆
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ところで、中国製の安物レーザーコリメータを持っているが、コリメータ自体の光軸がずれているので、望遠鏡の光軸調整で使った試しがない。しかし今回のトラブルでレーザーコリメータを使わないとマズいと考え、安物レーザーコリメータの光軸修正を試みた。コリメータ胴体にあるイモネジを使った調整では2時間かけても埒開かず。そこでもしやと思い、以前ホームセンターで購入したM3つまみ付きネジが使えないか替えてやったところ、おぉーー使える。たったの30分でケリが付いた。もっと前に気が付けばよかったぁーー。やっとレーザーコリメータを使って25cm反射鏡の光軸調整もやれた。下の写真はつまみネジに替えた後の姿。
ちなみにコリメータの光軸調整方法は、反射望遠鏡の接眼部に付けて主鏡センターマーク辺りの所にレーザー光を当て、接眼部を90度回転させてはズレを半減させる方法を繰り返す。2つのつまみネジを同時に動かすことでズレ調整が簡単にやれるのがミソ。
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