こういう時は北アメリカ星雲とペリカン星雲ペアは手頃となるが、早やって望遠鏡を片付けてしまったのを悔やんだ。
北アメリカ星雲とペリカン星雲の間は暗黒星雲が沢山あるが、こうした星間物質の色はいろいろある。天の川背景のものは真っ黒が目に付くが、天の川から少し外れた所を漂っているのは分子雲(おうし座やケフェウス座、他)と呼ばれ、真っ黒は少なくグレーススケールや茶や薄橙などいろいろだ。場所違いで濃度や色違いが起こる事はないので、背景に微光星があるかどうかでの見え方の違いなのだろうか。
撮影日時 : 2019.305.04 AM01:50~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材 : タロムンSP200 F2.8→F4 + Nikon D5100(LPS-D1)
SynScan On GPD + QHY5-ii + PHD1(APTディザリング)
撮影条件 : ISO3200, 5分×14枚 総露光時間70分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC