台風一過の晴れ予報で今宵は撮りまくろうと張り切って出かけたものの、茶臼山に近づくにつれて雲が広がり嫌な雰囲気。面の木駐車場は祝祭日とあって、この夜を待ちわびたご同輩の人達でほぼ満杯となっていた。機材を準備しているうちに雲は切れ、天頂の天の川もクッキリと見え出した。これで心置きなく"撮れる"と喜んだものの、2時間もしないうちにまた薄雲が来襲してきて、以降は薄雲がずっと居座ってしまい、1時過ぎにはグッと濃い雲になってしまい敢無く中断撤収。当地ではなかなか気持ちの良い晴れ間はやって来ない。晴れ夜の多い地方へ引っ越したい気分だ。
先日Samyanレンズの片ボケを直した。片ボケはカメラ視野の水平方向に出ていたので、左右端と中央のピント位置がほぼ同一になるようにレンズマウントの下に銅箔を入れ、何度か調整し試写画像ではまずまずになった。この夜は星空での効果確認も目的にしていたが、撮影した画像ではひどい片ボケはかなり薄まりホッとした。下の写真は追尾撮影中の折、駐車場に入って来た車で周囲の景色がライトアップされた偶然の1枚。中央に薄っすらと虹のようなカブったリングがあるのが残念。
中央のペルセウス座の赤いカリフォルニア星雲が薄っすらと見え、右横のスバルは華やかで、見ても撮っても面白い領域だ。
撮影日時: 2017.09.19 AM0:24 撮影場所 :愛知県茶臼山面の木
撮影条件: F2.8, ISO1600, 60秒×1枚
画像処理: Photoahop CCでカラー現像、他