深夜の2時を過ぎると北斗七星が全部見える位置に上ってきた。撤収作業も終わって一息付いた所で、折角だからとこれを撮ってみた。
Samyanレンズには焦点位置をマークした印を予め付けてあるので、写野を合わせて直ぐ撮影できる。Samyanレンズでは以前片ボケが目立ったので、カメラマウント内にスペーサを入れてレンズ傾きを修正したが、それでも写野左右でのピント位置が僅かにずれる。なので昼間に遠景をカメラのブレビュー拡大画面で確認しながら、左右のボケが目立たずなおかつ中央もそこそことなるピント位置をテープでマークし、これを星景や星夜撮影でもそのまま使うようにした。以来星像はまあまあの写りとなるようになった。ピント合わせで四苦八苦することもなくなったので楽チンだ。
そう言えば、北極星(写真の左やや下の明るい星)には"ハートの指輪"が付いている。写真を拡大するとそれらしき姿が見えてくる。双眼鏡くらいで見ると微笑ましい指輪だ。
撮影日時 : 2017.12.23 AM02:37 撮影場所 ; 愛知県茶臼山面の木
機材 : Samyan14mm (F2.8→F3.2) + LEE No.3(ソフトフィルター)
+ Canon Kiss X6i(HEUIB)
三脚固定
撮影条件 : ISO3200 10秒×6枚
画像処理 :ステライメージ8, Photoshop CC