惑星カメラでの月撮影を久々にやってみた。お月様はデジ一眼でのお気軽撮影で済ませていたが、動画撮影データのスタックした画像と見比べると、鮮明さでは遥かに見劣りしてしまう。
月の動画データ処理ならAviStackを使うのが普通のようなれど、我が非力PCではAvistackは重た過ぎて使えない。と言う事でRegistaxよりも更に軽量処理のAutoStakkertを使ってスタック処理をした。Avistackと比較しようもないが、見た感じは悪くないと思った。
ただカラーカメラでの撮影なのに、スタック後画像で色相や彩度を上げても岩石風の色合いは出てこない。グレーススケールの方が見た目スッキリだったので、カラーは止めて仕上げでモノクロ化した。
<画像入替:余りに暗いので明るさUP>
撮影日時 : 2018.02.27 PM20:20~ 撮影場所 :ベランダ
機材 : FC100(F8,800mm) + QHY5P-C(カメラ)
赤道儀SynScan On GPD Lunar追尾モード
撮影条件 : シャッタースピード2μs、Gain 50%、500枚撮影(データ量7.5GB)
2×2モザイク
画像処理 : AutoStakkertで75%スタック、RegistaxでWavelet処理
その後PhotoshopのPhotomergeでモザイク合成
Photoshop でグレーススケール変換+諧調補正(明るさUP)