C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

QHY178Mのゲインとオフセット

QHYのサポートへカメラの2倍ビニングでのゲインとオフセットを質問した答えが翌日に帰ってきた。おぉーー早い!! ・・・が、「実験してないから自分でどうぞ」とあっけない。仕方ないので、どうやって設定するのかWeb情報を探してみた。
「どうやってゲインとオフセットを決めるか」の観点で国内や海外サイトを調べても、ズバリ私の知識レベルで理解できる知りたい事が書いてあるサイトは見つからなかった。設定の仕方によってどういう弊害が出るかを専門知識あり前提で書いているのが殆どで、私にはなかなか理解できない。読んでいるうちにいつの間にかまぶたは閉じてしまった。(*'ω'*)
しかしあれこれ調べてみてズバリの情報が見つからないと云う事は、適当な設定値でやっていてもそう不都合はない、と云う事なのではないか、と思えてきた。私の出鱈目設定値で撮っても星のちょい肥大化くらいで済んでいる。しかし設定値違いで画質の差はこれほどある!!と実例を載せていたサイトもあってこれは参考になった。やはりテキトーではいけない。
下の図はダークデータのヒストグラムで、右側は出鱈目設定値でのもの、左はゲインは出鱈目ながらオフセットをまともに近づけたもの。違いはヒストクラムの左側の裾野がカットされているか否か。ライト画像でもしカットが起これば、淡い部分のデータがカットされてしまうことになる。ゲインを下げれば山全体が右側へ移動するのでカットは起こらないらしいが理屈が理解できていない。

<QHY178Mダークデータで比較したオフセット値による違い>
どちらもゲイン=10, ビニングなしの露光時間300秒,-20℃
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