馬籠から下條村への途中、岐阜と長野の県堺の峠に差し掛かると突如道端には雪がドカっと残っていて、一週間前ならおそらく夏タイヤでは通れなかったかもの光景になった。一瞬ヒヤっとしたが少し下ると雪は激減し、更に下ると桜満開がそこら中となってきた。寒々の景色が一瞬で華やいだ雰囲気に変わって風情の違いが面白い。
下條村での宿泊施設のてっぺんは観望用のテラスになっていて星見のメッカらしい。下條村近くには阿智村やしらびそ高原などメッカもどきがたくさんある。
夜になってウキウキと展望テラスに行くと、風はなく穏やかな絶好条件なのだが、近くのレジャー施設の駐車場のライトがまぶしく、遠くにも結構な邪魔灯があって良くない。これらのライトが邪魔して山を背景のさそり座は撮れずとなった。明日の予定もあるのでレンズを変え、さそり座~天の川を40分ほど撮って終了したが、画像処理してみると、さそり座の青い反射星雲は全く見えずちょっとガッカリ。
左下の光芒は駐車場のライトで、ISO3200×1分で天の川は薄っすらとしか映らない。右奥の山は南アルプスの一画。
撮影日時 : 2019.04.13 AM2:00~ 撮影場所 : 長野県下條村
ポタ赤 PanHead
撮影条件 : ISO3200, 3分×13枚 総露光時間39分
画像処理 : Photoshop CCでカラー現像・コンポジット
ダーク減算をしないため、ステライメージよりPhotoshopの方がカラー
現像の発色が良いのでPhotoshopを使った。