C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2024-01-01から1年間の記事一覧

Arp245(NGC2992、NGC2993) <Hydra>

写真右側がNGC2992で左側がNGC2993。両銀河の腕は繋がっているように見えるが、このペアを詳細に調査した文献にはNGC2992から星が2993へ脱出と書いてあった。星の材料も移動していて左側の銀河の中心部は星形成が盛んで綺麗だ。右側の銀河の中心部をダストレ…

Sh2-216、221 <Auriga>

今までMamiyaレンズは開放F4.5のみで撮っていたが、星が歪になるなどまずい所があり、今回F5.6に絞って撮る事にした。対象はぎょしゃ座の淡い星雲Sh2-216と221のセットで、淡過ぎる事もあって2つの写野導入だけでも結構な時間がかかってしまった。その上、IS…

PL Abell24 <Canis Minor>

遠征も終わって良く晴れた夜は、何か撮るものが無いかと探し、前に撮った事があるAbell24をもう一度となった。PixInsightがバージョンupになり、Starnetも2にバージョンアップとなっていた。Starnet2の威力は凄くて、星がほぼ消えてかなり強烈になった。前バ…

Sh2-284 <Monoceros>

L-extreamフィルターを使って撮るつもりでいたものの、持ってくるのを忘れてしまい、已む無くQBPフィルターを使って撮ったが、4時間撮影した事でそこそこ写っていたの良かった。星雲中心部では青色は余り出ずマゼンタ止まりとなったが、ガスの立体的な構造…

Arp283(NGC2798,2799) <Lynx>

NGC1999撮影後に2対象目としてArp283を撮ってみた。カメラが銀河向きではないので小さくしか写らない。相互作用中の特異銀河と言う事で、横向きの細いNGC2799がNGC2798に今にも突き刺さる合体直前かと思いきや、距離データを見たら両者は300万光年も離れてい…

NGC1999付近 <Orion>

NGC1999自体はかなり明るいものの、周囲の星雲は結構暗い。処理してみると、青の反射星雲や黄色の反射星雲もあり、濃い黒の分子雲や薄い分子雲も入り乱れてなかなかカラフルな所だ。NGC1999は写真下側で中央にある明るい青白いガスで、ガス中央で少し暗く落…

Sh2-261 <Orion>

機材セッティングでL-exyteamフィルターをカメラ側へ付けようと、パーツケースを見たら、無い!! またしてもやってしまった忘れ物!! 幸いQBPはあったので代用する事にしたが、この後撮影予定のSh2-284はQBPではちと辛い。 撮影日時2024/01/11 PM19:00~:撮影…

Sh2-310・他 <Puppis, Canis Major>

先月ポタ赤でSh2-245を撮ろうと、カメラファインダーで目印星を当てに写野を設定しようとしたが、視力低下で目印星が分からない!! 以前なら楽に写野導入できたのに。試写しても淡い星雲なので分からず、結局撮影は諦めるしかなく何とも情けなかった。この夜…

Arp94(NGC3226,3227) <Leo>

2つの銀河が合体中の所で(右側の楕円銀河NGC3226、左側の渦巻銀河NGC3227)、写真には薄っすらと銀河腕から離れた星のストリームが右斜め上に伸びて更にその先で下側へ伸びている。合体しつつ回転している事でそうなるようだ。ネットで作例を調べたら何と渦巻…

NGC1954,1957 <Lepus>

中央のNGC1954は結構変わった形で目玉風だ。左斜め下の楕円銀河NGC1957と右斜め上の横向き渦巻銀河IC2132は同じ銀河グループにあるようだ。写真では分からないがNGC1954からNGC1957の方向に星のストリームなのか腕なのか薄っすらと伸びているので、相互作用…

Sh2-221 <Auriga>

最初にSh2-216を写野導入にしたものの、もし晴れたらとの期待でSh2-221に変えたのだが、2時間半ほどで敢え無く雲が広がってお仕舞となった。露光不足でフィラメント風にはならず残念だが、青色が期待以上には写っていた。 撮影日時2024/01/08 PM21:20~:撮影…

Arp123(NGC1888,1889) <Lepus>

写真中央の銀河NGC1888が伴銀河NGC1889を飲み込みつつあるところで、大きく撮れたら突撃中のド迫力の場面となるが、我が機材では衝突中にも見えない。夜空に毛糸の帽子を放り投げたようなイメージだ。(^^♪ 因みにこの突撃ショーは9700万光年先にある劇場でと…

NGC2185 <Monoceros>

12月撮影ではL画像撮影が終わった所で雲が広がって中断となり、先日RGBを追加撮影した。カメラーの回転角合わせをやらずに撮影したため、結果的にRGBはL画像と5度近くカメラ回転角が違っていた。接眼部での回転角が良くても、反射では鏡筒回転があり、そう言…

Sh2-141,vdB65 <Auriga>

茶臼山に着いた時には既に-4℃。夜も更けてからは一段ときつくなってきた。画像処理をしている途中で、vdBの近くには分子雲らしきモヤモヤがありそうだと分かり、ネットで調べると分子雲が写っている作例もあった。我が画像ではフラットムラもあって分子雲な…

NGC3430,NGC3424,NGC3413 <Leo Minor>

先月行った車検でバッテリー交換を勧められ、後日自分で交換した。交換は以前もやっているが、今回は電源バックアップに失敗して、ナビと時計は初期設定からやる羽目になった。大した手間ではないが、ナビ設定ではハンズフリーを使う事はほぼないものの、ス…

馬頭星雲(ベランダ)

元旦夕方、我が家は11階と言う事もあって結構揺れてちょっと怖い感じだった。マンション内のエレベータも揺れを感知して停止してしまったが、幸い閉じ込めは起こらず済んだ。翌日には羽田での大惨事まがいも起こって、新年早々酷い事が続く。正月番組も何だ…